今日から熊本県は阿蘇での真氣光研修講座が始まります。
阿蘇での研修も今年で4年目ですが、最初の2年は阿蘇の入り口近くの施設で、昨年と今年は阿蘇の中ほど一の宮町宮地にある「かんぽの宿」を利用しています。
「宮」の字が付く地名は、この地にある阿蘇神社の関係なのでしょう。
私は、昨日夕方準備のため阿蘇入りしましたので、今朝は少し早く起きて、往復約5キロ、散歩を兼ねて阿蘇神社までお参りに行って来ました。
阿蘇神社の歴史は古く、創建は紀元前にまで遡るようです。
私がお参りしたのは、日本全国に450社ある「阿蘇神社」の総本社で、東向きに「日本三大楼門」に数えられる高さ18mの仏閣様式で建てられた立派な楼門がありました。
私は「軒先を借りるようにして昨年も開催させていただきましたが、今年もよろしくお願いいたします」とご挨拶してきました。
各地で研修講座を開催するようになって実感することは、土地には、かつて生きて来た、いろいろな人たちの思いが強く関係しているということです。
真氣光は宗教ではありませんが、見えないエネルギーを使い、人の心や生き方を変えようというものですから、少々宗教と似たところがあります。
真氣光の歴史は25年ですが、神社は2千年以上の歴史。
この地にいる霊的な存在にとっては、「新参者がやってきて何をする」と観られていたことでしょう。
昔から民衆を惑わすようなものもあったでしょうから、この地を守る人たちにとっては、「危ないのではないか」という思いがあっても当然のことです。
先代は以前、真氣光を宗教にしようと検討した時期がありました。
税金の面で優遇されることなどから組織が維持しやすくなるという、物理的な側面を考えてのことだったようです。
しかし最終的には、皆が自由に出来なくなるという理由から宗教にはせず、個人が自由な意志でできる株式会社という形態にしたのです。
私は当時、その話を聞いていて、あまり良く理解できていませんでしたが、いま考えると素晴らしい選択だったように思います。
商品やサービスを「買っていただく」ということで、真氣光のエネルギーを受ける皆さんを通じて、かつて宗教に携わっていた人たちにも光が浸透しやすいのだと思います。
宗教という先入観なしに光を受けるうちに「今はこういうものがあるのか」と理解してくれるのだと思います。
毎年開催し、参加してくれる受講生の皆さんの魂がますます輝く方向に変化していく姿を観て、真氣光のことを理解してくれているからこそ、今年もたくさんの人たちとこの地で開催することができるのでしょう。
どんな研修になるのか今から楽しみです。
(中川 雅仁)
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