八月は、ご先祖様に心を向ける季節です。 私たちが今ここに存在できているのは、はるか昔から途切れることなく命を紡いでくださった、数限りないご先祖様がいてくださったからに他なりません。 先日、除籍謄本を取り寄せたという方が、じっくり目を通していくと、江戸末期から昭和へと、大きな変革と戦争の時代を、ご先祖様お一人おひとりが生き抜いてこられたことがわかったとのことでした。 当時のご苦労を想像し、これまで以上に深く感謝できるようになったのでしょう。 一方で、中には「お酒で身を持ち崩した」「事業に失敗した」など、ご先祖様の良くない話を聞かされている方もいるかもしれません。 しかし、それも逆に捉えることが大事です。 そうした失敗や苦労があったからこそ、家族が力を合わせ、次の世代が奮起して、今につながっているとも言えます。 むしろ、そのようなご先祖様ほど悔いやこだわりを抱えて光を待っておられるのですから、私たちが感謝とともに光をお送りする意味は大きいのです。 氣の観点から見ると、肉体が滅びても魂は消えることなく存在し続け、私たちと目に見えない縦のつながりで、今も深く結びついています。 ご先祖様からのご縁が、体調不良や人間関係の不和など、一見マイナスな「現象」として現れることもありますが、それは怖がるものではなく、自分を見つめ直して成長する絶好のチャンスです。 ご先祖様には、ハイゲンキや氣グッズで充電したプラスの氣をお分けすることができます。 同時に、日々のいいとこ探しはもちろんですが、ご先祖様とのつながりを深く見つめてみるのです。 ご両親や祖父母から聞いた思い出話や苦労話を書き出してみる。 除籍謄本や家系図で名前や生きた時代を調べ、その方の人生を想像してみる。 ご先祖様は相当なストレスを抱えておられたかもしれません。 自分に置き換えてみるとどうだろうかーーそう想像すると、ぐっと身近になり、今の自分の悩みへの向き合い方にも氣づきが生まれます。 また、自分と同じような苦労を乗り越えてきた方や、得意なことや仕事が似ている方など、「自分の中に受け継がれているもの」に気づくこともあるでしょう。 お一人おひとりが具体的な存在として感じられるようになると、感謝の氣持ちはより深く、確かなものになっていきます。 そして、感じたことを「洗心の決心」につなげてみましょう。 「イラッとしたら、一呼吸おいてから話します」といった小さな一歩でも、自ら良く変わろうと行動すること自体が最高のご供養となり、ご先祖様は「光の応援団」として私たちを後押ししてくださいます。共に、高みを目指してまいりましょう。
