最近、人の名前がなかなか出てこなくなってきました。 「あの人、えーっと」と言いながら、肝心の名前がなかなか思い出せないのです。 こんなことが増えてくると、「もう年だから仕方ない」と思ってしまいがちですが、この考えるところが良いと聞いているので、いつまでも「えーっと」とやっています。 私の母は認知症でした。だんだんと記憶が失われていく母を見ていて、脳の衰えというものを身近に感じてきましたので、日頃から注意したいと考えています。 そんな中、先日「筋肉は90歳を過ぎても鍛えると強くなるといわれますが、脳も同じだ」という記事を読みました。 90歳からでも鍛えると強くなる。 なぜなら、脳には「可塑性」という特性があるからだそうです。 脳の可塑性とは、新しい経験や学習に適応して、構造や機能を変化させる能力のことです。 新しいことに挑戦すると、脳はそれに合わせて新しい神経回路をつくります。 そして、くり返し使うことでその回路はどんどん太く、しっかりしたものになるというのです。 そう考えると、自分の物差しで「もう年だから」と決めつけてしまうところに、問題があることになります。 毎月開催している真氣光研修講座では、ヨガの龍村先生が、左右の手で別の動きをさせて脳を活性化させるという方法を教えてくれています。 例えば、右手でキツネを作りながら左手でウサギを、それを交互に入れ替えるといった動きです。 最初は難しいのですが、これこそが脳の新しい神経回路をつくる訓練になるというわけです。 私はいつも皆さんに「真氣光のエネルギーを受けて、自分の氣が高まってくると、心の余裕が生まれやすくなります」と言っています。 脳の働きも、氣の状態と深く関係しているはずです。 マイナスの氣の影響を受けると、「もう無理だ」「年だから」という思い込みが強くなり、新しいことに挑戦する意欲が失われてしまいます。 逆に、真氣光のエネルギーを取り入れることで、プラスの氣の応援が増えてくると、自然と前向きな気持ちになり、「良い興味」を持てることに出会えるようになるものです。 さらに、マイナスの氣が遠ざかることで、今まで「難しそう」と思っていたことにも、トライできるようになってきます。 挑戦することへの抵抗感が減り、失敗を恐れずに新しいことに取り組めるようになるのです。 これからは、真氣光のエネルギーの応援を受けながら、心の余裕を持って新しいことに挑戦していきたいものです。 脳は何歳になっても成長し続けます。 真氣光を上手に使いながら、一生成長し続ける人生を送っていきましょう。
