来年のオリンピックで、マラソンと競歩の種目については、札幌で行われることに決定したと、テレビのニュースが伝えていました。
この年末に近づいてからの突然のIOCからの発表で、多くの混乱の中、反対意見も多いようです。
困難なことも多々あるでしょうが、東京そして札幌でも、何事もなく無事に成功して欲しいと今から願っています。
このニュースを聞いて、札幌生まれの私は、’72年の冬季オリンピックの時の思い出も蘇り、北海道や札幌に光が当たることで、少々嬉しい気持ちもあります。
今回はマラソンと競歩ですから、札幌の街並みを世界中の人が目にするということになるのでしょう。
私は、北海道開拓の祖、島義勇という人のことを、小学生の時に社会科の郷土の歴史で習いました。
島判官(はんがん)は、札幌を北海道の中心に据え、何もない荒れ地の原野から碁盤の目の街並みの「五州第一の都」(世界一の都)を作るという壮大な構想を描き着工するも、予算問題から志半ばで解任されるのですが、この思いが引き継がれ、今の札幌があるとのことです。
余談になりますが、私が浪人時代に新聞を配っていた北海道神宮には島判官の銅像があり、私は朝晩その前を横切っていた不思議な「ご縁?」があることを後になって知りました。
側にある六花亭では「判官さま」という焼き餅が売られていて、先日私もいただきましたのでインスタで紹介しておきます。
氣の観点から言うとマイナスの氣の邪魔によって、出る杭は打たれると言いますが、何事も軌道に乗る前は、嫌がらせのようなこともあるでしょうし、綻びのような隙を見つけられて集中攻撃されるなど問題が付きものです。
真氣光も、幾多の困難がありましたが、先代の強い意志によって乗り越えられ、今に至っています。
良くしたくないマイナスの氣の邪魔や抵抗がありますが、それに屈していては何も始まりません。
そして、そういうものに打ち勝った結果のいろいろなことが、いま私たちの目の前にあるのだと思うのです。
先人の不屈の精神には、本当に頭が下がります。
そして、このような先人ばかりではなく、誰でも初めてやるということがあるものです。
それには、多くの困難がつきものです。
学校を出て就職するのも、結婚するのも、親になるのも、あるいは調子が悪くなって氣で癒すということも、自分にとっては初めての体験です。
先がどうなっているのかわからず、不安がつきものですが、マイナスの氣に負けていては何事も始まりません。
真氣光を受けながら、勇気をもってマイナスの氣に打ち勝っていくという強い意志が大事だと思うのです。