今年も春爛漫、桜の季節がやってきました。 近所に桜の名所があることから、この季節になると、駅周辺の人口密度が急増します。 今年は、外国から来ている人も多いようで、桜の人気にびっくりしてしまいます。 皆さん、桜の良い氣のエネルギーで癒されるのでしょう。
研修講座でヨガを教えてくださる龍村先生は、木々との「氣」の交流について教えてくださいます。 木も植物も、そして私たち人間を含む全ての生き物は、生命エネルギーである「氣」を持っています。
桜の場合、特に私たち日本人が古くから抱いてきた感情が深く影響しているのではないでしょうか。 春の喜び、散りゆくはかなさへの哀愁、新たな始まりへの希望・・・それらが桜の「氣」と共鳴し、私たちに特別な癒しを与えてくれるのかもしれません。
「気持ちを向けるから、氣が受けやすくなる」・・これは、私たちが良い「氣」を取り込む上で、非常に重要なポイントです。 美しい桜に心を奪われ、素直に感動する心を持つことで、桜の持つポジティブなエネルギーをより強く感じ取ることができるわけです。
逆に、不平不満や怒りといったネガティブな感情に囚われていると、マイナスの「氣」を引き寄せやすくなりますし、既にマイナスの「氣」の影響を強く受けていると、同じような悪い「氣」と共鳴しやすくなってしまいます。
ですから、日頃からプラスの氣と波長が合うような心の状態にしていくとともに、真氣光を受け自分の「氣」を高めることが大事です。 特に、新しい出会いや学びが多くなるこの時期は、他者への温かい気持ちを持つことがオススメです。 誰かのために何かをしよう、困っている人を助けたい、という純粋な気持ちは、それ自体が強いプラスの氣を生み出します。 これが、まず自分の「氣」を高め、しだいに周囲にも広がっていきます。 「良い氣を送ろう」と意識することは、巡り巡って自分自身にも良いことを引き寄せるのです。
桜の花の美しさに心を奪われるように、日々の生活の中で、少しでも周りの人に優しく接したり、親切にしたりすることを意識できるとよいのです。 これらのちょっとした行動が、まず自分の心を温かくし、心地よい「氣」で満たしてくれます。 そして、その「氣」は、きっと周りの人の心にも伝わり、穏やかな繋がりを作っていくでしょう。
美しい桜に心を開き、周りの人々にも温かい気持ちを向ける。 そうすることで、私たち自身の「氣」は高まり、より充実した春を迎えることができるでしょう。