我を折る生き方

 毎週木曜は夜7時半から、「僕たちが体験した氣の世界」と題してジャーナリストの小原田さん夫妻と氣の世界について語りあうというYouTubeライブをやっています。
昨日は、私の氣中継装置のエネルギーupのための開発話から、その元となるのは工学博士、関英男先生の著書:「高次元科学2」にも書いてある「宇宙エネルギー集積の方法」だという話になりました。
 最近でも「関先生の本を読みました」という方が、真氣光に来て下さいます。
関先生は2001年に96歳で亡くなり、この本は1996年に出版されているものですから、私は今もなお関先生の「あちらの世界」からの応援を感じています。
 私が、1992年に真氣光研修講座を受講した時も、関先生の講義があり、洗心のための指標や念波などの話をしてくださって、工学部出身の私はとても興味を持って聞いたものでした。
また関先生は、先代とセミナーを開催していましたので、よくお会いしていましたし、先代とともに海外にも御一緒させてもらいました。
紫綬褒章、勲三等瑞宝章を受章しており電波工学の世界的権威ですから、とても偉い先生ですが、そんなことは少しも見せない方でした。
洗心のための指標の中に「我を折り」という項目がありますが、大学や会社員時代に能力や自信の表れとして我が強い性格の人に多く接してきた私は、先生の腰の低さにも感心したものです。

 

 ところで、我が強すぎると、意見の衝突が起こったり、他人と協調できないなど、自分の意見や欲求を他者に押し付けがちになるので、対人関係においてストレスや緊張を生むなど、社会生活や人間関係においていろいろな弊害をもたらします。
また、自己中心的な振る舞いが目立つこともあり、共感や感謝の気持ちが足りないと思われ、周囲からの信頼を失い、孤立を招くことにも繋がります。
 我を少なくする生き方、つまり「自己を卑下することなく、しかし自己を主張しすぎないバランスの取れた生き方」は、とても大事です。
宇宙はすべてのものが調和する方向に力を貸してくれるものですから、我(エゴ)を少なくする生き方は、宇宙の応援が受けやすくなるということなのです。
 研修講座では、グループワークを通じて、意識的に人の話を聞くことによって、他の意見を尊重したり共感すること等の練習に繋がっているようです。
また、マイナスの氣が「我を折る」ことを邪魔していることもありますので、真氣光を受けながら、自分自身を見つめようとすることも効果的でしょう。
自分の身の周りから、地球の環境問題にまで、我を少なくする生き方は、これからますます大事になると思うのです。