映画「桜田門外ノ変」を観て

2年前の秋、氣を浴びていると「桜田門外の変」に関わった水戸藩士の魂さんの思いが浮き上がり、涙が出るほど偕楽園に行きたくなり、後日偕楽園へ。
泣きながら水戸の歴史散策をしました。
その時に「桜田門外の変」映画化を知りました。
今年の10月16日から公開ということで、早速母と観て来ました。
母は魂さんの影響からか、終始号泣。
そして、武士たちの無念な想い、幕藩体制ゆえの社会の理不尽さをひしひしと感じました。
幕末、開国、大政奉還。
現代、幕末というと、時代変動の表舞台を見ては、格好よく描きがちな気もします。
もちろん、それも大切だし、その時代の人々に想いが届くと思いますが、その裏にはたくさんの命の犠牲があって、その時代を経て自分達が今生きているということを忘れてはいけないと痛感しました。
命をかけた人びとの人生の上に今の日本が成り立ってるんだな、としみじみ。
特に今回の映画は水戸藩の記念映画だったこともあり、あんなに一人一人の死んだ日や死に方が明確化された映画も珍しく思いました。
藩士の方々のご冥福、想いの浄化が成される事を願うばかりです。
時代を切り開こうと、生きた全てのひとたちに感謝です。
また、真氣光を通してそんな時代を担った方々に光を送ることができ、感謝致します。
(Kさん)
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