日本には、いろいろな伝統行事、通過儀礼、儀式などがありますね。 我が家でも息子の生後百日で、お食い初めというのをやりました。 これは古くは平安時代から行われている歴史のある伝統行事で、「一生食べることに困らないように」と健やかな成長を願うというもの、私は良く知らなかったので勉強になりました。 歴史ある日本、まだまだ知らないことがたくさんあるものです。
このようなものがあるということは、昔は食べることに困ることがあったり、医療が進んでいなかったことで生後すぐに亡くなってしまうということが多かったということでしょう。 科学も進んでいませんから機械やモノもない、さらには戦や疫病、自然災害など、先祖が直面した試練は、今の私たちが想像する以上のものかもしれません。
そのような過酷な時代を生き抜いた先祖たちの強さと勇気は、私たちが今、平和で豊かな生活を送ることができる基盤となっていますし、体を失っても氣のエネルギーが潤沢にあるプラスの氣となった先祖からは応援の氣をいただいています。 中には、辛く苦しい状態で魂のエネルギーを失いマイナスの氣となっている人たちもいるのですが、生きている私たちは誰もが光のような氣を放っていて、それがそのような先祖に送られています。 さらには真氣光の氣のエネルギーが受けられると、自分をとおして飛躍的に多くの氣を先祖に届けることができるのです。
今回は、そのような先祖に氣を送るとき、注意したいことをまとめてみました。
生きている人に氣を送るときも、その人をイメージすると垣根が取れて氣が通りやすくなりますが、先祖の生きていた背景を知ることはとても大事です。 例えば祖父母や親戚から家族の歴史について話を聞くことで、先祖の苦労や喜びを知ることができます。 また私は、除籍謄本をとってみると、明治くらいまでの先祖のことがよくわかるので、皆さんにオススメしています。 先祖がどのような時代を生き、どのような困難に直面したのかを学び、自分に置き換え考えることで、生活の中で「ありがたい」と思えることを増やしたり、小さなことにも感謝する習慣を身につけることです。 例えば、美味しい食事、安全な住まい、家族や友人との時間など、当たり前のようなことですが、そのようなことに毎日、感謝できることで、光が届きやすくなるのです。
さらに重要な事は、私たちは先祖が乗り越えてきた困難に思いを向けると同時に、私たち自身も真氣光を受けながら、日々の挑戦に立ち向かおうとすることです。 それにより、どんなマイナスの氣も光に変わり、多くのプラスの氣の応援が受けられるようになるのです。