皆さんは、美味しいものを最初に食べますか?それとも最後にとっておきますか?私は、無意識のうちに「最後にとっておきたい」という心理が働いていたようで、以前妻に指摘されて気づきました。 妻は、「お腹がいっぱいになったら食べられなくなるので最初に食べる。 最後に食べるなんて、食べる量をすべて考えているようで、いかにも計算高い」とまで言われる始末です。 私の理論としては、美味しいものは、食べている時ばかりではなく後味をも楽しみたいと思うのです。 例えば私は珈琲好きですが、飲んでいる最中も珈琲の温度とともに味が変わり、飲み終わった後の余韻も好きなんです。 氣の観点からも、良い余韻を味わえるとプラスの氣が集まるのですから、美味しいものを最後に食すことは理に叶った食べ方であり、そうあるべきだというのが私の考えでした。
ところで、おススメ健康茶10選の中に松葉茶が3つも入る程、今は松の葉がブームだとか。 調べると血管内のコレステロールが取り除かれ動脈硬化やボケ防止にも効く優れ物です。 私の場合、松葉そのものが手に入るということで、お茶ではなくて、そのまま食べてみることにしました。 ところが、これがとっても「美味しくない」です。 よく噛んで食べた方が良いとのことですが・・尖った葉ですから良く噛まないと飲み込めません。 もちろんミキサーにかけて相当に細かくするのですが、噛めば噛む程マズイものです。 結局、スプーン一杯が20分以上、口の中に滞留してしまうものですから、食前には食べられないということになり、朝ご飯が終わった後に食べています。 しかし、そんなことを一週間も続けているうちに、それも日課になってしまい、あんなに苦くマズい物だったのに、「今日の松は旨いな」とか、「新鮮なものはやはり旨い」と分かるようになり、後味なんか気にするのを忘れていますから不思議なものです。
このようなことは食ばかりではありません。 我々の目の前に現れる現象も、良い事、悪い事、さらには「後味」までついて来るものです。 以前の事でも最近の事でも、できるだけ悪い事は早めに頭から消して、良い事を頭の中にしっかり残し、後味の良い余韻まで感じることで、どんどん周りからプラスの氣が集まります。 また、たとえ悪い事だらけであったとしても、そのうちにあまり苦にならなくなったり、そこから良いことが見えてくるものです。 特に真氣光を受けることで、マイナスの氣がプラスの氣へと変わり、それがいっそう促されますから、やはり「真氣光」+「いいとこ探し」は、お忘れなく。