(11) 魂という氣のからだ

 昨日から足柄での真氣光研修講座が始まりました。
今回は、25歳から82歳までの21名が地元神奈川を中心に集まってくださいました。
昭和一桁生まれの方が6名、平均年齢61歳と比較的年齢も上の方が多いのですが、老若男女入り混じり、皆さん真氣光を受けてリフレッシュされています。
 研修講座初日、私は先代会長の夢の話を説明する際、94年に収録した先代自らが語っているビデオを観てもらっています。
そしてここで登場する白髭の老人が先代の夢枕に立たなければ、真氣光は始まっておりません。
先代は夢で何回かに渡り、この老人から重要なことを教わっています。
私は先代の夢でさえも見ないほどですから、そういう意味では夢枕に立つ人が居なくて少々寂しい気もしております。
 いろいろな人の話を聞いていると、時々亡くなったお母さんが夢枕に立ってとか、お爺さんが出てきたとか、そんな話を聞くことがあります。
夢枕に立つ=「神仏や故人などが夢の中に現れて、ある物事を告げる」という言葉があるくらいですから、昔からそのような経験をしている人が居たということでしょう。
科学の世界では、この現象をどれだけ説明できるのかはわかりませんが、私は何か明らかに神仏や故人の意思が働いていて、それを夢の中で実際に感じているということで、これは偶然とか、迷信などという言葉では片付けられないと思っています。
 私たちは目に見える体の他に、目には見えない心そして魂というもの、つまり大きく分けてこの三つの要素から成り立っているのです。
目に見えない魂というエネルギー体(氣)に心や意識というものがあるから、体を失っても「あの子が心配だ」とか「何とか知らせたい」などと思うことで、生きている人の夢の中に出てこられるのでしょう。
 理論的には説明できなくても、何か良くないことが起こりそうだと感じる「虫の知らせ」という言葉もあります。
私たちの周りには、いろいろな心を持った目に見えないエネルギーだけの存在が氣というかたちで存在しています。
そしてそれらが私たちに、良いこと、一見悪いことなど、何らかの影響を与えているのだと思うのです。
 宇宙からの真氣光のエネルギーを受けることで、周りに存在する体を持たない魂にも光を与えることができます。
それは、氣を受ける人の心を安らかにするばかりではなく、周りにある魂の心も安らかにするのです。
そしてそれらの目に見えない存在のお蔭で、良い閃きや氣づきが多く得られることになるのです。
さらにはそのお蔭で、実際には夢枕に立つ人がいなくても、良い方向に導いてくれることでしょう。
(中川 雅仁)
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