(32)早起きは三文の得

 私は、月あるいは週の間で、大きな生活のリズムがあります。
毎月一回やっている真氣光研修講座の間は、朝6時前に起きるものですから、その後数日は朝早く起きる生活が続きます。
そして週末は地方に出張しますので、移動して夜遅くホテルに入ることから夜遅く寝ることになってしまい少々寝不足気味になります。
朝7時から15分~20分ほど宇宙から真氣光を受け世界に向けて送っている時間がありますから、大きくリズムが狂うことはないのですが・・・。
私は、大学受験に一度失敗して浪人していますが、実はこのときの経験が今とても生きているようです。
一年間予備校に通っている間、家を出て新聞店の2階に住み込み、新聞配達をしながら生活していたのですが、当時毎日が4時起きでした。
体験することには、本当に無駄はありませんね。
夜は弱いけれど朝にはめっぽう強い体質に変わってしまったようです。
今でも朝の方が頭は動くようなので、夜は逆になるべく動かさないようにしています。
あまり考えすぎると興奮状態?になるのか、寝付きにくくなるからです。(笑)
 ことわざにも「早起きは三文の得」とあります。
辞典を調べてみると『早起きをすれば何かしら得があり、健康にも良いということ。電気の無い時代では、社会全体が夜明けとともに労働を開始する朝型だった。早起きは自然のリズム、体のリズムにもかなっており、仕事の効率もよくなり勤勉にもつながるので重要な規範であった。』とあります。
 先代も、自分が朝早かったためか早起きを奨励していたようなところがあり、新聞配達がいいという事も、私はよく聞かされていました。
研修講座では、開講当初から朝6時に起床して、6時半過ぎには朝の呼吸法を始めます。
先代の言葉を借りれば『夜は「あの世」と「この世」が近くなるから、早めに寝て霊的な影響を受けないようにした方が良い』ということだそうです。
 人間も昼型の動物で、それが「夜でも可能」になってきたのは電気が普及してきたここ数十年の話、遺伝子にはやはり「日が昇れば起き、日が沈めば休む」のが基本となる情報が書き込まれているから、早起きは利に叶っているということでしょう。
しかし、今の時代、世の中が円滑に回るように、夜どうしてもしなければならない大事な仕事もあります。
そのお蔭で私たちは幸せに暮らしていけるわけです。
またいろいろな事情で、夜、なかなか寝られない人もいることでしょう。
昼型、夜型、どのような人にも、宇宙からの真氣光のエネルギーが力を貸してくれるのだと思うのです。
(中川 雅仁)
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