時間とマイナスの氣の話

先日、このコロナ禍で飛行機の欠航があり、札幌から大阪へ予定の便で飛べなくなりました。
調べるとLCC(格安航空会社)便が千歳から関空に飛んでいることがわかり、初めての経験でしたが予約したのです。
当日、このLCC便が遅れて、関空到着が夜の11時になりました。
大阪方面の最終電車まで時間がなく、これを逃すと空港近辺で泊まらなければいけなくなります。
ところが降りたLCCターミナルは鉄道まで遠いためバスで移動しなければならず、さらにはJRと南海を間違えて改札に入ってしまうミスもあり、最後はエスカレーターを走って降りて、間一髪で間に合ったのでした。
結局、最後はタクシーも利用するなどして時間を節約し、予約していた大阪センター近くの宿に着いたのが午前零時半でした。
お風呂に入って直ぐに寝ましたが、後から省みて、あまり慌てずマイナスの氣を引き寄せることなく時間を使えたこと、よく間に合ったものだとプラスの氣の応援を感じた次第です。
 タイムを競うスポーツの世界では、零コンマ何秒という時間との戦いが普通ですが、このような私も時間との勝負になる時があります。
仕事や原稿の締め切りなど予定どおりに物事が進まないと、次に支障がでますので、焦り、イライラ、セカセカ、不平不満、心配など、いろいろなマイナスの氣を引き寄せやすい心に陥りやすくなるのですが、厳密に言えば、マイナスの氣に付け入る隙を与えないという自分の心との勝負です。
 時間は普通に流れているのに、それに合わせて、人の心は変化するもので、特にマイナス方向にいく時が問題です。
24時間をできるだけプラスの氣を集める心持ちにしたいものです。
今は平和な時代ですが、天災や人災があります。
その昔は多くの戦いの歴史がありました。
時間の流れとともに、多くの苦悩のうちに亡くなった魂たちがマイナスの氣となって、この地球に溜まってしまっています。
ですから、生きている私たちの心の持ちようが、この影響を受けたり、さらに増幅させることにも繋がるのです。
 そうならないためには、事前の準備をしっかりする、失敗も練習と考えて次に生かす工夫を怠らない、いま悩む問題なのかどうかをよく考え、マイナスの氣の付け入る隙を作らない等、目に見える対策も大事ですが、日頃から真氣光を受けマイナスをプラスに、心に余裕を作っておくことです。
 今日から阿蘇での研修講座が始まります。
この地ではもう十数年開催しておりますが、より遠い過去に遡って氣が届きます。
古い時代から心が解放されない多くの魂達のためにも、たくさんの光を受け、一瞬一瞬を大切に、まず私たちが変わっていくことなのです。