心のこもった料理を

毎月の月刊ハイゲンキ有難う御座います。
七月号の対談はことに心に響くものがあり一言自分の気持ちをお伝えしたく一筆する次第です。
経済の落ち込みで職を失った人々やその家族、サブプライム住宅ローンで支払いできず家出を余儀なくされる人々、将来の望みも無く、思い余って自分の命を絶つ人々等等、人間関係は希薄になり不信の時代とも言われています。
貧しくとも気持ちを分かち合い少ない食べ物でも分け合い譲り合って心豊かに笑って過ごせる社会は絵に描いた餅かもしれません。
佐藤先生との対談で先生のおむすびで自殺を思いとどまった人が何人も居るのを読んで、人の思いは理屈ではなく話だけでもなく、やさしさ、暖かさ、気配り、許しだと思います。
競争社会で心が荒れ果て疲れている若者が田舎に憩いを求めている話もよく聞きます。
食事は生命を維持するだけではなく、手づくりの心のこもった料理を一緒にたべると云う事、食べ物をおろそかにしてはいけない事を佐藤先生は教えて下さいました。
先生のおにぎりの作り方を実践しようとおもいます。
私の主人はアメリカ人で梅干入り海苔巻きが大好きですが、これから先生のおにぎりを心こめて作っていこうと思います。
(アメリカ在住 Kさん)
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