良い習慣とマイナスの氣

 ある方が「ヘッドは、いつもここに入れているのに、無いんです・・・どこかに落としたかもしれません」と言われていたのです。
それが、後で聞くと「思いもよらない場所から出てきました」ということで一件落着になったのですが、この話から、より深い所に隠れているマイナスの氣の存在と、それへの対処法がわかりますので解説しましょう。
 この方のように、いつも氣中継器ハイゲンキのヘッドを入れている場所があるということは、すでに習慣化されているということで、いちいち頭を使わずに、つまり意識せずに行動できている状態と考えられます。
これは良いことで、入れるところを決めていないと、紛失してしまう確率が増えたり、使いたい時に使えないということで、マイナスの氣にとっては簡単にその人が氣を取り入れないようにできるということに繋がります。
そういう意味では、この方は、ある程度習慣的に氣を受けるようになっていて、マイナスの氣に邪魔されない環境作りができているとも考えられるのです。
ところが、マイナスの氣にも階層があり、より深いところに存在する、より暗いマイナスの氣が、その人の隙を見つけて巧妙に付け入ることがあります。
たぶんマイナスの氣は、この方が無意識のうちにヘッドを扱う毎日をそっと観察していて、隙ができたときに紛失させたのでしょう。
このように良い習慣の中にある、無意識の行動には注意が必要です。
 このことは、氣を受けるということにも当てはまります。
「氣を毎日習慣的に受ける」ことは、必ず一定の氣のエネルギーが取り入れられるということです。
これはマイナスの氣がプラスへと変わるためには、相当に効果のあることですので、まず何よりも大事なことと言えます。
面倒な時、何か氣を受けたくないような氣がする時、モチベーションを上げてから氣を受けなければいけないとすると、マイナスの氣の邪魔が入りやすいので、とてもたいへんになります。
ですから例えば、朝7時、夜10時の氣の時間に合わせて氣を受ける、テレビを見ながらヘッドを当てる、夜寝る時にはヘッドを当てるなど、ヘッドを当てたり、音氣を聞いたりすることを習慣にすると良いのです。
 そして、それができたなら、習慣化した行動の隙を狙って、いつまでも隠れていようとするマイナスの氣に光が届くよう、意識して氣が受けられるように、時々ヘッドの当て方や氣の受け方を変えてみたり、より深い所に存在するマイナスの氣をイメージするなど、マンネリ化しないようにするのです。
月刊ハイゲンキの購読、定期的なセンターの利用やセッションへの参加、真氣光研修講座の受講も良い刺激になりますのでオススメです。
(中川 雅仁)
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