進学就職のシーズンですね

この季節、私も希望に燃えておりました。今、“希望”が無いわけではありませんが、当時のようなワクワク感は若いとき特有のものだったと思います。私は父の影響もあり、機械でも電気でも技術的なことに非常に興味がありました。簡単に言えば学問というよりは利用して便利な生活を得るようなこと、つまり理学部というよりは工学部系だったのです。人類の明るい未来のためには、真に成熟した科学技術が必要だと思い、大学に行き就職もしました。父が時計の部品などを作るのを目にしていた影響で、机に向かって考えるよりは、手を動かすことが好きで、その意味では大学進学も電機会社就職も本当に自分の好きな道を選べたと思います。だからワクワクしていたのでしょう。
ところで今朝のことですが、原稿を書かなければと思い、朝早く起きましたが、なかなか良い題材が見つかりません。しばらく考えていたのですが、腹が減っては戦はできぬと思い、昨日の残りのカレーで一足早い朝食をいただきました。炊飯器が空っぽになったので珍しく洗ったのですが、今の家電製品は本当に便利です。炊けるのも申し分ないのですが、洗うときにもアッという間に綺麗になります。私は小さい頃、母が仕事をしていましたので、よくごはんを炊いたり洗い物をしたりしたものです。当時我が家は、電気釜ではなく、ガスコンロを使いごはん専用の釜で米を炊いておりましたから、失敗すると釜の底にはお焦げが残ります。今思うとそれも味があったのですが、時にはそれが取れないほど焦げ付き、たいへんな目に合うこともありました。ところが今は失敗するどころか、全く焦げることなく、洗うときにはほとんど水も要りません。一度炊けば、しばらく炊きたてのような風味で保存もしてくれます。日本人としての米への良いこだわりが、ここまで一つの物の完成度を上げたかと思うと凄いです。どれだけ快適な生活を送れるようになったか・・・そんなことが好きなんです。
今の私の仕事も、ちょっと対象分野は変わり、内容も人前で話したり書き物をしたりと拡がりましたが、実のところ本質は何も変わっていないのです。私は、真氣光という宇宙エネルギーを、この地球上で受けられる便利な物を開発している技術者だと思っています。それを分かってもらいたくていろいろなセミナーを開いたり、ときには氣を送らせてもらっています。私も、それを利用したくて開発しているし、自ら開発した物は誰よりも使ってみなければと思っています。‘86年そんな親子のところに、宇宙の何者かが白髭の老人の夢を見させたのですが、何でこうなったのか、私もよくわかりません。(笑)