節分の日に因んで「鬼は外、福は内」

 きょう2月3日は節分ですね。
節分と言えば「鬼は外、福は内」と豆まきをしますが、近くのスーパーでは豆の宣伝ではなく、恵方巻の宣伝がメインになっていました。
豆まきなら、季節の変わり目に生じる邪気(鬼)を追い払うための行事と、分かりやすいのですが、恵方巻はなぜ食べると縁起が良いのか?勉強不足で、まだ私にはわかっておりません。
 この節分に因んで、キノポタでも氣のコラムの「旬の話題」ということで、取り上げました。
『節分の「鬼は外、福は内」とは、いかにしてプラスの氣を取り入れ、自分の周りの氣を明るくしていくかということ。
年に1度の「鬼は外、福は内」だけでなく、いつでも心がける「心構え」として、マイナスの氣の影響を受けない自分になれるよう努力しましょう』というようなことを書きました。
具体的にどんな心の持ち方を目指したらよいのかということは、洗心の指標を上げて、いつもお話ししています。
きょうは、「鬼は外、福は内」に因み、大事と言えるものを両者一つに絞り、お話ししたいと思います。
 「鬼は外」、つまりマイナスの氣を遠ざけるためには、マイナスの氣の思い通りにならないこと、マイナスの氣の嫌がることをするとよいのです。
マイナスの氣には、辛い、苦しい、悲しい、悔しい等、いろいろな魂が存在します。
その中で、一つ上げるならば、そのような魂たちの一番根本に存在する、その家系やその人を恨むという魂ではないかと思います。
この恨む魂が嫌がることとは、彼らの心と真逆の心を持つことです。
なぜなら、そうすることによって波長が合わなくなり、そこに存在することが難しくなるからです。
恨む魂とは、許せない気持ちの塊ですから、私たちは身に起こる全てのことを許容する、「許す」ことを心掛けるようにするのです。
直ぐに出来なくても、どうやったらできるのか、それに向かって努力することがポイントです。
 「福は内」、プラスの氣を取り入れるには、真氣光を受けることはもちろんですが、大事な心がけを一つあげるとすると、毎日の生活の中にある、ありがたいことを、できるだけたくさん見つけ、感じることでしょう。
どんなことも当たり前だと思っていると、感謝できません。
どんな人にも必ず居て応援してくれているプラスの氣に波長を合わせるという意味でも、ありがたいと思えることを増やすのです。
生活の中で、できるだけたくさん見つけるには、毎日必ずすること、いつも使うもの、いつも一緒に居る人…などがカギになります。
そのような中から、ありがたいと思えることが見つけられると、多くのプラスの氣を集められるでしょう。
(中川 雅仁)
[menu][次へ]