感謝の生活

 昨日から、今回で5回目になる神戸での真氣光研修講座が始まりました。
関西を中心に、関東や九州、四国などから32人の方が集まって下さいました。
研修初日には、私は「洗心の指標」の話をしています。
これは、いろいろな心を「いつももつべき正しい心」と「心からなくすべき感情」とに分類したものです。
「正しい心」は周りからプラスの氣を集め、「なくすべき感情」は周りからマイナスの氣を集めるものですから、私はできるだけ「正しい心」を持てるようにしましょうと説明しています。
そして、この「正しい心」の中で、直ぐにでも取り組んでいただきたいのが「感謝の生活」という項目です。
ですから研修講座では、参加者の毎日の生活に「感謝」というプラスの氣ができるだけ多くなるように、講義や行法などのプログラムを工夫しているのです。
「感謝の生活」とは「誰かに何かをしてもらったから感謝する」ということだけでは、感謝とともに生活するというところまで到達しません。
例えば「きょうは誰にも何もしてもらわなかったから、感謝する機会がなかった」ということになるからです。
では、生活の中に「感謝」というプラスの氣が多くなるためには、どうすればよいのでしょうか?
 一つには、「おかげさまで、ありがたい」ということを意識するということです。
どんな人にも守護霊のように働いてくれているプラスの氣というものが存在していて、いつも見守ってくれています。
当たり前のことのように何事もなく繰り返されていることも、その蔭にはプラスの氣のおかげで、順調に生活できているということがあるものです。
そのように考え、プラスの氣に感謝する毎日にするということです。
さらには、良くない出来事が起こっても、それはプラスの氣のおかげで、大難になるべきものが小難になっているということがあるものです。
もしかすると、「不幸中の幸い」ということがあるかもしれませんから、このような観点から物事を観るようにすることなのです。
 二つ目には、自分が感謝するばかりではなく、周りの人が自分に感謝してくれるということがあるものです。
つまり、何か人に親切にできることがあると、「感謝」というプラスの氣をいただけるということなのです。
例えば、電車で出会った人に、ちょっとした親切ができたことで、その人から感謝してもらうことがあります。
思ってもみない相手の感謝の言葉に、こちらが嬉しくなって、また自分がその人に感謝したくなるという、プラスの氣の循環が起こることもあるものです。
 以前に研修講座に参加したことがある方は初心に戻って、まだ参加していない方は二つのポイントを参考に、感謝の生活を実践してみてください。
(中川 雅仁)
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