マイナスの氣を意識して氣を受ける

 昨日から真氣光研修講座が熱海・伊豆山温泉で始まりました。
研修講座のスケジュールは毎回ほぼ同じなのですが、集まって来られる皆さんによってテーマがあるようで、それが私自身の氣づきに繋がっていたりしますので、私にとっても楽しみなところです。
 ところで、研修講座の初日には、洗心の指標の説明をしています。
洗心の指標とは7つの「いつも持つべき心」と、14の「心から無くすべき感情」を上げています。
私は、『無くすべき感情が出てきた時は、マイナスの氣の影響を受けている時ですので、それに早めに気がついて、それに負けない気持ちを持つことと、真氣光を受けながら「どんなマイナスの氣の影響があるのだろう」と意識して氣を受けて下さい』とお話ししています。
ただ氣を受けるだけでは方向性が定まりませんが、マイナスの氣を意識することで、影響を与えているところに真氣光のエネルギーが届きやすくなるのです。
しかし、洗心の項目はしっかり覚えていても、なかなかマイナス(心から無くすべき)の感情に直面しているときに、自分では気がつきにくいものです。
その人に影響を与えているマイナスの氣が、そこに変わることなく存在し続けていたいので、その人に気がつかないようにさせるのです。
時にはマイナスの感情が出てきているのに、それを本人には強く意識させないようにしたり、何となくただモヤモヤとマイナスの感情に引っ張るということがあるものです。
ですから、良いことに気がつくことと同様に、自分自身のマイナスの感情を見逃さないようにして、そこにスポットを当てて真氣光を受けていただくことも大事なのです。
 またこのようなことは、自分一人では気がつきにくいのですが、他の人がいることで格段に気がつきやすくなるものです。
誰かが話しているのを聞いて、自分と同じようなマイナスの感情があることに気がつくことがあります。
また、自分のマイナスに気がつきにくくても周りの人のマイナスには気がつきやすいということがありますから、誰かのマイナス発言に、「自分にもそのようなことはないか」と省みるチャンスをもらえるということがあります。
さらには、もっと積極的に周りの人が気づいて、教えてくれるということもあります。
研修講座という場が団体生活を基本としていて、出来るだけ参加者同士の交流ができるようなスタイルになっているのは、このようなこともあるからなのです。
 各地のセンターや気功体験会などでも、研修講座を受講したことがある真氣光の仲間がいます。
お互いを相互に高め合える場ですので、それを利用して早めにマイナスの氣に気づいて、自分自身を向上させていきたいものです。
(中川 雅仁)
[menu][次へ]