続けて努力することの大切さ

今日から北海道は新篠津村での真氣光研修講座が始まりました。
昨日夕方羽田空港を出発してこちらに来ましたが、気温 27 度、夜には 20度を少し下回る程度と、とても過ごしやすい一夜となりました。
研修会場は札幌から車で1時間程、石狩川の上流方向に走ったところで、周りは広大な田園地帯、石狩川が残した三日月湖「しのつ湖」に隣接しています。
キャンプ場を併設していますので、既にたくさんのキャンピングカーが自然を満喫しに来ていました。
自然の素晴らしさを、つくづく感じながら、朝の朝刊に目をやると「南の井戸でもストロンチウム、福島第一の地中汚染拡大か」との報道がありました。
まだまだ予断を許さない原発問題ですが、現場で実際に作業にあたっている人は、たいへんなことでしょう。
福島原発の一刻も早い事故修復を私も心からお祈りしております。
 ところで、何かを工夫したり、問題の解決方法を見つけようと努力することは日常の中でもよくあることです。
その答えはすぐに見つかることもあれば、なかなか見つけられないこともあるでしょう。
それは何年もの永きにわたることもあり、途中で諦めてしまったり、中断して、できれば忘れてしまいたいと思うこともあります。
でも、もしそこでやめてしまえば、それは終わったことにはならずに、その状態で、そのまま残ることになるのです。
物質的に、この世的に無くなってしまっても、それは氣のエネルギーとして残ってしまうのです。
 ここで大切なことは、物や思いは全て人が作りあげたもので、自然に湧いて出てきているわけではないということです。
今あるもののほとんどが、人が何らかの手を施して作ったものだからです。
それを作るのには、そうしようと思った意志や意図があるはずです。
どのような意志や意図だったのかを今一度考えてみることです。
もしそれがあまりよくない、またとっても悪いものならば、その思いも一緒に綺麗にしていかなくてはいけません。
たとえそれがとても時間の掛かることで、大変なことだとしても、人が作った物、そうしてしまったことは人の手によって、思いによって、綺麗なエネルギーまたは環境にしていかなくてはいけないのです。
またそれは不可能なように思えても、現実そうだとしても、それは今のこの段階でそうであるだけで、日々努力していけば不可能は可能になるのだと思うのです。
なぜなら、人は日々進化しているからです。
なかなか解決しない問題であっても続けて努力することを忘れてはいけないのです。
(中川 雅仁)
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