心・魂と体に意識を向けた生き方の工夫と努力

 私は、愛知県は豊田市の笹戸温泉に来ています。
もう少し行くと岐阜県という川沿いの山の中です。
今日から愛知での真氣光研修講座がはじまります。
愛知開催は5回目になりますが、ここは初めての開催場所でもあり、また新たな氣づきがたくさんありそうで、少々ワクワクしながら皆さんをお待ちしているところです。
 私自身21年前の今頃の季節でしたが、何もわからず研修講座を受講しました。
それによって世界が大きく広がりましたが、その経験から言えることは、この講座は、氣(魂)、心、体、三つの側面から、人として良い方向に変わっていく大きなきっかけになるものだということです。
決して氣だけを集中的に受けるのではなく、また精神性を高める勉強だけでも、体の面だけの健康講座でもありません。
なぜ、この三つの側面からのアプローチが大切なのでしょうか。
 誰にでも肉体の寿命というものがあります。
それを早めるか遅くするかは、その人の生き方にかかっています。
しかし、その寿命が短いのが悪くて、長いのが良いとは単純には言えないものです。
生きる目的は何かと考えた時に、魂の成長が最大の目的であるならば寿命の長さではなく、どれだけ魂を成長させることができたかが、その人の人生の良し悪しになるのではないかと思います。
しかし、ここで重要な事は、人は生きて気づき、魂を成長させることができるのであって、肉体を失っては魂の成長ができなくなってしまうということなのです。
だからできるだけ体も心も大切にして、生きる努力をしなければなりません。
どちらか片方に偏ってはいけないのです。
人はどんどん進化して、肉体をどのようにすれば長く維持することができるかという知恵をたくさん得ています。
だからそれと同時に、どのようにすれば心・魂が成長し、人として本当の意味での人生を全うする生き方ができるのかを知ってほしいと思うのです。
魂が成長し、心のエネルギーが増えるということ、そして今まで見えなかったもの、感じなかった心の広がりを体感し、実感していくことが重要なのです。
心・魂と体、これらの自分自身に意識を向け、生きる努力をして欲しいのです。
真氣光研修講座は、それを学べるところなのです。
 すべての研修スケジュールが終わった時に「社会奉仕の誓い」を皆で唱和します。
「・・・ただ今からの私は、生活を即修業の場として、全てのご縁を師とし、最上の生き方の工夫と努力をしながら・・・広く社会に、寄与させていただくことを誓います」氣(魂)・心・体について「最上の生き方の工夫と努力」が、ここからまた始まるのです。
(中川 雅仁)
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