モノを作るという楽しさ

 先週紹介しましたパワーコネクタですが、早速多くの皆様からご注文をいただきました。
誠にありがとうございます。
出荷のための刻印作業をし始めておりますが、その際に3mm程の小さなネジを数カ所取り付けなければならず、老眼の影響を受けつつある私の目には、少々厳しい仕事になっております。
数年前なら何の苦労も無かったことですが、こんなところで体の衰えを実感させられるとは思ってもみませんでした。(笑)
しかし、体は衰えても心が衰えることはありません。
現在販売しているいろいろな氣グッズには、私の手作業が必要な物が数多くありますが、それは氣をより中継させるための行程であって決してないがしろには出来ないことなのです。
さらにはその手作業の行程において、どんなに一つ一つの作業がたいへんでも、「辛い」とか「めんどう」等といったマイナスの感情から発せられるマイナスの氣を入れるわけにはいきません。
しかし私の場合、このような単純作業もまた楽しい気持ちになれるから不思議です。
よく考えると、それは私の小学校時代の体験から来ているようなのです。
先代は真氣光を始める前、元々の時計技術を生かして時計学校を経営しておりましたが、それが廃校になった直後、看板入りの回転時計を作る会社をしていた時期があります。
A4サイズ2枚ぐらいの面を持つ立方体の一面に時計を入れ、残りの3面に広告を入れて、それをクルクルと垂直軸周りに回転させるのです。
先代は、百台くらいを一気に作っては営業販売するということを一人でやっていたのですが、私もそれらを作るときには、遊びにも行かず、よく手伝っておりました。
いろいろな部品を作るところから始まり、たくさんの物たちが段々に組み立てられていくのですが、モノに命が吹き込まれていくようで、何故かワクワクするような、楽しかったような記憶があります。
自分の手塩に掛けた物たちが行く先はどんな所だろう、山の中だろうか、海辺なのだろうか、ビルが建ち並ぶ都会なのかな・・・などと想像していました。
氣を知るようになって、一生懸命に作るとは「氣を入れる」つまり見えないエネルギーである氣をモノに注ぎ込むことであり、行く先々を想像することは「氣を向ける」つまり、モノが出来る前からそれが行く所に「氣が届けられる」ということなのです。
 今の自分があるのは、あの時のいろいろな経験があるからだと思います。
やはり一つとして無駄な体験は無いようです。
そのような私の心から発せられる氣と真氣光という宇宙からのエネルギーとがミックスされて、今回のパワーコネクタもより強力にハイゲンキを通して皆様のサポートをしてくれると思っています。
(中川 雅仁)
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