土地や先祖に光が届いたお蔭で息子のひきこもりが改善

 息子の引きこもりは小学校6年生のときに始まりました。
5年生の担任は個性を尊重し、自由主義を信条として大好きな先生でした。
バスケットボールやサッカーが得意で、たくさんのお友達がいて伸び伸びと学校生活を送っていましたが6年生になると管理主義をよしとする先生にかわり、まもなく先生に対する不満を言い、襖を蹴っ飛ばしたり、物にあたるようになりました。
そのうち朝起きられなくなり、学校を休みがちになりました。
無理矢理学校に連れて行こうとした夫も息子の抵抗にあい、諦めてしまい、自分も会社に行かないと言い、二人で布団を並べて寝ていることもありました。
(中略) 息子は昼間は漫画とゲームの毎日だったものの、夕方は本屋さんやスーパーに買い物に行き、地元の子供会の行事などに参加するなど、比較的軽いんじゃないですかとカウンセラーに言われるような状態でした。
(中略)夫は2ヵ月ぶりに会社に行くようになりましたが、息子の状態はひどくなり、強迫神経症と言われるようになりました。
(中略)凄まじさは一段とエスカレートし、群馬の実家に預けることにしました。
その間も暴力をふるったりしましたが、弟の愛情ある叱咤に息子はそれ以来一切暴力はふるわなくなりました。
(中略) あるとき、水戸の土地に何かあるのではないかと思って、ある霊能者を訪ねました。
「霊にいいようにされてしまったね」と言われ、早速お祓いをしてもらいました。
それからまもなく息子は弟の経営するレストランで皿洗いをするようになりました。
平日は部屋に引きこもったままで、ときたま本屋に行くだけという生活パターンのまま1年がすぎ、私は祈る事しか出来ない自分に無力感を頂くようになりました。
そんなある日、図書館に行くと、真氣光の本が目に留まり、一読すると研修講座に行きたくなり申込をしました。
受講して、今までどうして私ばかりがこんな目にあうのかと辛かったけれども、自分に起こることすべてに意味がある、神が与えてくださったものなのだ、これを乗り越えることが魂の向上になるのだ、ということが頭でなく心で納得できたんです。
研修から帰宅すると、息子の態度が積極的になったことにビックリしました。
「バイクの免許をとる」と言い、今迄とは別人のような張り切った姿で、教習所に通い始めました。
17才の誕生日の二日後に無事免許を取得でき、バイク購入のために朝9時半から4時まで郵便局のアルバイトをするようになりました。
6年間の長く暗いトンネルの中での生活にやっと光が差し込んできた思いです。
(茨城県 (仮名)梅本幸子さん)
月刊ハイゲンキ 2003年4月号より

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