三人の子供がまだ小さい頃、主人が仕事上のトラブルに我慢できずに会社をバーンと辞めてしまいました。
そのため、私が主人の代わりに病院の調理師としてフルタイムで働き始めたのです。
調理師の資格が役に立ちました。
主人はその後アルバイトを見つけてきて、日中は何時間か働くようになりましたが、家事は一切しません。
(中略)
そのうち主人に女ができて、私の作った料理を持って車で出て行き、女の家で食べたりするようになりました。
帰宅すると隠すこともなく、はしゃいでバカ話。
嫉妬で心がかき乱れ、私は頻繁に瞬きをする症状がではじめました。
(中略)
こんな信頼関係なんてかけらもなくなってしまった生活が何年か続き、私の神経はズタズタです。
顔面左半分が不随運動して止まらず、病院の科を渡り歩き、結局、自律神経失調症と診断され、「最終的には開頭手術という手がありますが、最悪の場合は植物人間になってしまう」などと言われてものすごく落ち込んでいました。
(中略)
平成7年頃だったと思いますが、私のことを心配してくれた姉が、東京で氣の体験会が開催されることを雑誌で見つけて教えてくれました。
体験会に行き、そこで東京センターを知り、氣が良いんだか悪いんだか分からないままに、とにかく何かに頼らずに入られないような状態で、センターに通うようになりました。
(中略)
平成8年の春に、初めて研修講座を受講しました。
参加者は皆さん感激したと言うけれど、私は笑うことも出来ず、このときはだた行ってきただけ、という感じでした。
でも帰宅して気づいたのですが、夢でうなされることがなくなりました。
それまで、私は寝ていて自分の叫び声で目が覚めるということが度々あったのです。
氣は確かに入っていたんですね。
プラスの氣のお蔭で少しずつ落ち着いてきました。
(千葉県 Oさん)
月刊ハイゲンキ 2004年1月号より