久しぶりに家の大掃除をしていたとき、ふと気づいたことがありました。
きれいになればなるほど、それまで気にも留めていなかった汚れが、次々に目につくようになるのです。中には「よくこんなに汚れていたのに平気だったなぁ」と、自分でも驚くほどの部分もありました。もしかしたら、何年も、あるいは何十年も、そこに目を向けていなかったのかもしれません。
そのとき、ふと、自分の心の状態にも似ているなと感じたのです。
昨年、私は心が不安定な時期を経験し、真氣光を受けながら、少しずつ穏やかさを取り戻していきました。「もう大丈夫」と思っていた矢先、また少し落ち込むようなことが起きて、戸惑いました。
でも、大掃除の中で感じたように、それは「汚れが再び現れた」のではなく、「今まで気づかなかった部分が、ようやく見えるようになった」と思うと、気持ちが楽になったのです。「ブリ返し」と捉えるとつらくなりますが、「今だからこそ見えるようになった」と思えれば、前向きに向き合えます。
以前は落ち込むことにショックを受け、どうにかして元に戻そうと焦っていましたが、今回は症状も軽く、心の奥をよく観察する余裕がありました。
きれいになると気持ちも軽くなりますし、少しの汚れでも気づいて、すぐに整えたくなります。
今年の大掃除は、物理的な掃除を超えて、自分自身を見つめ直す大切な時間になりました。真氣光を通して、自分の心とも向き合うきっかけを得られたことに、感謝しています。(東京都 虹色ぺんぎんさん)週刊真氣光ニュース 2014年1月10日より
※一部抜粋・編集して記載
※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります。