松島で開催された研修講座に、13年ぶり、4度目の参加をしました。
受講後、帰宅してからの出来事に、思わず驚くようなことがいくつか起こりました。
これまで、母や兄弟たちとはあまり会話もなく、どちらかといえば距離を感じる関係だったのですが、母から突然「弟夫妻が使っていた畑をあなたに返す」と言われたのです。
さらに、「機械を買うなら」と現金を渡され、「今すぐ買いに行ってもいいし、足りなかったら来月のはじめに不足分を持って行くように」と話してくれました。内心「えっ!」と驚きましたが、研修に参加してからの気持ちの変化や心の整いが、少なからず影響しているのではと感じました。
また、東京に住む妹夫婦が、「お盆に来られなかったから」と9月23日から26日まで滞在し、弟の家に泊まりました。そのうえ、「母を連れて松島に一泊旅行に行く」とも話してくれて、これまでにはなかったようなやりとりが自然と生まれたことにも感慨深いものがありました。
もちろん、すべてが劇的に変わったというわけではありませんが、少しずつでも、母や家族との会話が増え、以前より温かい雰囲気が感じられるようになったのは確かです。
このような変化を、日々大切にしていきたいと思います。
(宮城県 Oさん)
※月刊ハイゲンキ 2010年12月号「What’s New?」より一部抜粋・編集して記載 ※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります。