土地や先祖に光が届いたように感じたあと、息子に前向きな変化が

小学校6年生の頃から、息子はひきこもるような様子を見せるようになりました。
5年生の時は、自由な雰囲気で個性を尊重してくれる先生が大好きで、たくさんのお友達がいました。バスケットボールやサッカーが得意で、伸び伸びと学校生活を送っていましたが、6年生になると環境や先生との関係に戸惑いがあったようで、不満やストレスをため込み、物にあたるようになりました。
朝起きられずに休みがちになることが続きました。夫も無理に登校を促そうとしましたが、息子との衝突が増え、自分も会社に行かないと言い、二人で布団を並べて寝ていることもありました。その後、息子は漫画とゲームばかりの日々でしたが、本社さんやスーパーに買い物に行ったり、地域の行事に少しずつ参加するなど、いくらか外との関わりもあるような状態でした。夫は会社に行くようになりましたが、息子の様子はひどくなり、強迫神経症と言われるような状況になりました。そして状況はエスカレートし、実家に預けることに。その間も暴力はありましたが、実家の弟の愛情ある叱咤もあり、息子はそれ以来一切暴力は振るわなくなりました。
そんなある日、「土地のエネルギーのようなものが関係しているのではないか」と思い至り、おはらいをしてもらいました。その後、息子は弟のレストランで少しずつ皿洗いの手伝いを始めるようになりました。
そんな折、図書館で偶然手に取った真氣光に関する本に強く心を惹かれ、「研修講座」に参加することにしました。受講を通じて、「なぜ自分だけが…」と苦しかった日々にも意味があったのかもしれないと、心の奥で少しずつ受け止められるようになった気がします。
帰宅後、息子が「バイクの免許を取りたい」と言い出し、驚くほど前向きな様子で教習所に通い始めたのです。17才の誕生日の二日後に無事免許を取得でき、バイク購入のために朝9時半から4時まで郵便局のアルバイトをするようになりました。
6年間の長く暗いトンネルの中での生活にやっと光が差し込んできた思いです。
(茨城県 梅本幸子さん・仮名)月刊ハイゲンキ 2003年4月号より」

※一部抜粋・編集して記載
※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります。

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