初めての体験会で、母はホワイトセラミックヘッドを「これが欲しい!」と即決で購入しました。それ以来、お守りのように大切にしており、特に寝るときはいつも枕元に置いています。
1年前、夫を亡くして心身ともに大きく落ち込んでいた母が「このヘッドを使うようになってから、眠ることができた気がする」と話してくれたのが印象に残っています。それ以来、本人の中では「ヘッド=眠れるようになるもの」というイメージが強くなっていたようです。
ところが最近、自宅でつまずいて転倒し、後頭部を打ってしばらく横になっていたときのこと。母が痛む場所にヘッドを当てていたら、本体がとても熱く感じられて、驚いて思わず手を離したそうです(電源は入っていない状態でした)。
その後、少しずつ体調が落ち着いてきた様子で、「なんだか楽になったような気がする」と笑顔で話してくれました。
そのことをきっかけに、これまでなかなか理解してもらえなかった氣の不思議さや、自分自身の変化について、じっくりと母と話す時間を持つことができました。
「つらい体験にも、何かしらの意味がある」——そう実感できた出来事でした。
(月刊ハイゲンキ2012年7月号より一部抜粋・編集して記載 ※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります。)