ある日、お客さんに「あなた、ちょっと耳が遠くなっているよ」と言われて驚き、耳鼻科で検査を受けたところ、かなり聴力が落ちていることがわかりました。
その後も難聴は進み、低音はまったく聞こえず、人の話の意味がわからないほどに。情けなく、焦りと不安でいっぱいの中、真氣光と出会いました。
初めてセンターに行った時は、スタッフの方と筆談するほど聴こえづらく、「ビデオで氣を受けてみてください」と言われても、「こんなんでよくなるの?」と半信半疑でした。
実際、最初の2回は音氣も聞こえませんでしたが、なんと3回目に突然聞こえたのです。
「こんなに澄んだ音楽だったのか」と感動し、涙が出そうになりました。
けれど、4回目にはまた聞こえず、落胆…。それでも、スタッフの励ましに支えられ、帰宅途中のタクシーを降りた瞬間、耳の中で“パクッ”という音がして、周囲の音が一気に耳に飛び込んできました。
「世の中ってこんなにうるさかったのか!」と、笑ってしまうほどでした。
その後、聴こえる日とそうでない日を繰り返しましたが、氣を受け続けるうちに、体調も整い、耳の状態にも自信が持てるように。補聴器の購入も考えましたが、「頼ると回復が遅くなるかも」と思い、氣を続けたことが、今思えば正解だったと感じています。
(沖縄市 Nさん)月刊ハイゲンキ 2001年9月号より
※一部抜粋・編集して記載
※個人の体験談であり、感じ方には個人差があります。