体験者の声からみた「氣」の力
仕事と育児でうつ、娘は統合失調症に。家族を救った「我慢しなくていい」という言葉
「私がちゃんとしなきゃ」「家族のために我慢しなきゃ」 そうやって自分を追い込み、気づけば隠れてお酒を飲んだり、涙が止まらなくなったりしていませんか?
今回ご紹介するのは、仕事と家事のストレスで「うつ病」になり、さらに娘さんの「統合失調症」という試練にも直面した女性の体験談です。 崩壊寸前だった家族を救ったのは、ある一言と、お母さん自身の「心の変化」でした。
「ちゃんとしなきゃ」の限界。うつとアルコールへの依存
以前の私は、仕事、家事、育児のすべてを完璧にこなそうとして、精神的な限界を迎えていました。
「誰にも迷惑をかけてはいけない」
そんな思いとは裏腹に、心は悲鳴を上げていました。ストレスからキッチンドリンカーのようにお酒に逃げ、感情のコントロールができずに爆発してしまう日々。自分でも「おかしい」と気づき病院へ行くと、やはり「うつ病」の状態でした。
心配した主人が「真氣光(しんきこう)」の体験会に連れ出してくれましたが、その道中、私は電車の中で具合が悪くなり、歩くことさえままならない状態になってしまいました。
心と体は、それほどまでにボロボロだったのです。
「我慢しなくていい」涙と共に溶けた心の氷
会場で、私はある言葉をかけられました。
背中に温かい手を当てられながら言われたのは、「もう、我慢しなくていいんだよ」という一言。
その瞬間、張り詰めていた糸が切れ、私は人目もはばからずボロボロと泣き崩れました。
まるでカイロのように温かい「氣」が冷え切った心と体に染み渡り、帰り道には、あれほど重かった足取りが嘘のように軽くなり、普通に歩けるようになっていました。
「自分を許すこと」が、回復への第一歩だったのです。
娘の「統合失調症」発症。警察沙汰、閉鎖病棟へ…
私が回復して数年後、今度は長女に試練が訪れました。
職場のストレスなどが原因で「統合失調症」を発症してしまったのです。
娘の様子は明らかに異常でした。部屋は荒れ果て、妄想に取り憑かれ、暴れる娘を主人と二人で必死に抑え込んだこともあります。
ある日、娘は「監禁されている」と叫んでトイレの窓から脱走し、警察に保護され、そのまま精神科病院へ入院することになりました。
絶望的な状況でしたが、私は諦めませんでした。
面会のたびに「氣」のグッズを届け、遠隔でエネルギーを送り続けました。
すると、通常なら長期化しやすい病状が驚くほどの回復を見せ、わずか3ヶ月で退院。現在は再発もなく、障害者雇用枠で元気に働けるまでに回復しています。
「洗心」でイライラを手放す。私が変われば家族も変わる
かつての私は、主人に対して常にイライラし、家庭の雰囲気もピリピリしていました。
しかし、娘の病気や自身のうつを通じて気づいたのは、「家族のためにも、まずお母さんである私が、心をきれいに保つこと(洗心)」の大切さです。
「お父さんはお父さんでいい」
そう思えるようになると、不思議とイライラは消え、夫婦関係も穏やかになりました。
家族の病気やトラブルは、「もっと自分を大切にして」「心を楽にして」というサインなのかもしれません。
今、私が笑顔でいることが、家族にとって一番の薬になっています。