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体験者の声からみた「氣」の力

84歳で「嫌われる怖さ」を克服。母への寂しさを癒やし見つけた生きがい

体験者 東京都 N. E.さん

「言いたいことが言えない」「嫌われるのが怖くて、人の顔色ばかり見てしまう」 そんな性格の悩みを、「もう歳だから仕方ない」と諦めていませんか?

心の奥底にしまい込んだ感情は、何十年経っても私たちに影響を与え続けます。 今回ご紹介するのは、84歳にして幼少期の「母への寂しさ」に向き合い、長年の「生きづらさ」から解放された現役ヘルパーの女性の物語です。人は何歳からでも、変わることができるのです。

「嫌われるのが怖い」80年以上抱え続けた性格の悩み

私は現在84歳。現役のヘルパーとして働いています。

周囲からは元気にみられることもありますが、実は若い頃からずっと、ある「性格の悩み」を抱えていました。

それは、「暗い性格」「周囲に嫌われることへの過度な恐怖」です。

常に人の顔色を伺い、消極的になってしまう自分。「もっと明るく振る舞いたいのに、できない」というジレンマが、常に心のどこかにありました。

友人から「真氣光(しんきこう)」を紹介され、グッズや音氣(音楽)に触れてはいましたが、最初のうちは「自分を変えたい」という強い動機には結びついていませんでした。

研修で溢れ出した涙。封印していた「母への寂しさ」

転機が訪れたのは、友人と参加したレッスン、そしてその後の研修講座でした。

「氣」を集中的に受けていると、私の体に異変が起きました。自然と体が前かがみになり、自分でも止められないほどの嗚咽(おえつ)と涙が溢れ出してきたのです。

その時、私の脳裏に浮かんだのは、幼少期の母の記憶でした。

母に構ってもらえず、寂しい思いをしていた子ども時代の私。嫌われたくなくて、自分の気持ちを閉じ込めていた「インナーチャイルド」の存在に、84歳になって初めて気づいたのです。

「調子が悪い場所は、マイナスの氣の影響を受けている」

講師の方の言葉通り、私の長年の不調や消極的な性格は、この閉じ込められた感情が原因だったのかもしれません。思い切り涙を流したことで、心が深く浄化されていくのを感じました。

現役ヘルパーとして。「汚部屋」の掃除と心の変化

心のつかえが取れていくと同時に、仕事の現場でも不思議な変化が起こり始めました。

先日、95歳のご利用者様のお宅に伺った時のことです。その家は10年間も掃除がされておらず、いわゆる「ゴミ屋敷」のような状態でした。

しかし、私が「氣」を意識しながら1ヶ月かけて掃除を終えると、なんとそのご利用者様が、翌週からゴルフの練習を始めたのです。

部屋の汚れ(マイナスの氣)が取れたことで、そこに住む人の気力まで蘇ったのでしょう。

私自身も「よくやってくれる」と感謝の言葉をいただくことが増え、仕事が単なる生活の糧ではなく、本当の意味での「生きがい」へと変わっていきました。

娘の喪失感も癒やされ、依存しない生き方へ

変化は私だけではありません。

私の娘は2年前に夫を亡くし、深い喪失感の中にいました。しかし、私が自分自身を癒やし始めると連動するように、娘も「夫の散骨」を決断し、前を向き始めました。

母である私の「氣」が変わったことで、娘の背中を押すことができたのかもしれません。

かつての私は、誰かに依存したり、嫌われないように縮こまって生きていました。

しかし今は違います。生きづらさの原因だった「心の蓋」を外すことができ、84歳の今が一番自分らしく生きていると心から感じています。

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