今月の対談「いい人いい話いい氣づき」

2007年8月 「カルロス 春日」さん

カルロス 春日(かるろす かすが)さん

1965年メキシコ生まれ。1991年ラサール大学医学部卒業。1992年真氣光研修講座(下田)に参加。1993年と1995年に「第3回・第4回皇乃子真圧心療道国際大会」でハイゲンキ治療の成果について講演。カルロス春日クリニック院長。

『メキシコで真氣光を 広め続ける日系三世医師』

真氣光専門クリニックにはたくさんのイルカのグッズが

中川:
お久し振りです。私が前回メキシコを訪れたときにお目に掛かった以来ですから、もう10年以上になりますか。
カルロス:
そうですね。お会いできて、本当に嬉しいです。ようこそ、いらっしゃいました。
中川:
素敵なクリニックですね。明るくて、ゆったりとしていて、とても気持ちが良いですね。あぁ(壁に掛かっている額を見つけて)、これは伊豆の下田で真氣光の研修講座を開催していたときに受講された修了書…。
カルロス:
はい。1992年6月に受講しました。
中川:
私は同じ年の5月の受講ですから、ほぼ同じ時期ですね。カルロスさんは、受講後しばらく池袋の東京センターで研修されていたんでしたね。
カルロス:
2ヶ月くらい滞在して、実際にクリニック(現在の東京センター)にいらした方にハイゲンキを当てるなどの実践を通して、氣の医療を学びました。その頃、私は医学部を卒業しインターンをしていましたから、新しい医療の世界と出合って視野が広がり、ちょうどいい時期でした。
中川:
その後メキシコに帰られてクリニックを開業し、以来ずっと今まで真氣光を取り入れた治療をなさっているのですね。
カルロス:
取り入れた治療、というより、真氣光だけの治療です。まず、身体の症状を訴えてこられる患者さんにいろいろお訊きし、その方の生活の仕方や考え方、心のあり方を診ていき、その方の自らの氣づきを促す、そういうような問診をします。それからツボセンサーで照射点を探してハイゲンキを当てて、会長のビデオテープで氣を中継しています。1人に1時間ですから、平日は昼の3時から夜の10時まで、だいたい1日に8人です。土曜日は朝8時から2時か3時くらいですね。
中川:
西洋医学のお医者さんでしたら普通は、1日に何十人も診るから1人当たりの診療時間は短時間ですが、カルロスさんは8人で8時間になってしまいますね
カルロス:
普通は8人の患者さんでは、生活は出来ませんが、父の会社でマネージャーなどの仕事をしているものですから。毎日、朝ミーティングがあります。
中川:
二つのお仕事をされているのですね。患者さんは丁寧にゆっくり診ていただいて喜んでおられるでしょう。
カルロス:
はい。喜んでくれていますよ。身体も心もとても楽になる、と。この大きなイルカの絵は、肺癌の方が良くなられたお礼にと描いてくれたのです。1年くらい通ってこられていたと思いますが、結果としては癌がすっかり消えてお元気になりました。こちらのイルカの絵も、別の方ですが、やはり癌が治ったと喜んで描いてプレゼントしてくれました。
中川:
患者さんの喜びが伝わってくるような、躍動感がある明るい絵ですね。他にも、イルカの絵や置物がいっぱいですね。イルカがお好きなのですか。
カルロス:
そうなんですよ。私は小さい頃からなぜかイルカが大好きなんです。それを知って、患者さんが持ってきてくれるんです。受付のデスクや診察室の棚、私のデスクの上に飾ってある物は、みんな患者さんのプレゼントです。可愛いでしょう。いつの間にか、こんなに増えました(笑)。¥r¥n真氣光に出合ったとき、先代がオーストラリアでイルカと氣の交流をなさったと知って、真氣光は私の大好きなイルカと縁が深いのだとびっくりしました。会長ご夫妻もバハマの海でイルカと泳がれているし、小原田さんもイルカの本を書いていらっしゃるし。不思議ですね。
中川:
小原田泰久さんは、オーストラリア、バハマと同行取材し、その体験をベースに『イルカが人を癒す』『イルカが教えてくれたこと』などの本を著されていますが、最近も本誌に「ジャーナリストが見た真氣光」と題して、そのときのことを書いてくれていました。¥r¥n私も、今回メキシコを訪れる前に、バハマでクルージングでのセミナーをしたのですが、合間に受講生はイルカと交流して楽しかったようですよ。
カルロス:
イルカに囲まれていると、心が和み応援をしてくれている感じがします。

<後略>

(2007年6月4日 メキシコにて  構成 須田玲子)

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